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その人が言っているのではない、病がその人に言わせているのだ。

療養型病院に勤めていた時、看護主任が仰られた言葉です。

療養型病院は、最期の時を迎える方々も少なからずいらっしゃいます。 入院時は優しく穏やかだった方が、病が進行するにつれて人が変わったように粗暴になり、ご家族やスタッフに暴行・暴言を投げるさまを幾度も目にしました。 血が出るほど噛みついたり、爪で引っかいたり…

その人の美点が失せて野獣のようになっていくのは、とても残酷なことでした。 スタッフも疲弊しましたが、目の当たりにするご家族の心中もさぞやと思われます。 そんな時、消耗した私に看護主任が仰られたのが、タイトルの言葉でした。 「衣食足りて礼節を知る」という言葉もあるように、自分に余裕が無い状態では、人は優しさや思いやりを持ちづらいものです。

それは、病と呼べる状態手前の不調や、気分の不調であっても同じこと。

それゆえ、整処みちゆきでは「お客様の不調が少しでも軽くなっていただき、ご本人も周りもご機嫌さんで毎日を過ごしていただく。」を目指したいのです。おこがましいかもしれませんが。


病を持つ方の周りの方、心身が辛くなってご当人を責めたくなる時もあるかと思いますが、どうかその前にタイトルの言葉を思い出していただければと思います。


病院

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